みなさんこんにちわ!
旅人でゲームデザイナーの丹沢です。
過去の名作が現代に蘇る、いわゆる【リバイバル】
ゲームの名作のリメイクはもちろん、アニメ、映画、ドラマなどの分野でも、10年、20年、30年前のコンテンツが現代に蘇るということが、よくあります(気のせいかもしれませんが、ここ数年で特に増えているような気もします)。
僕が数年前までやってた「プロデューサー」の目線で見ると、リバイバル・プロジェクトやナンバリングタイトルというのは非常に安心して立ち上げられる企画です。過去の売上データから既に何人のファンが居るかが簡単に数値化でき、きちんと分析して面白い(=人気の要因となった)ポイントさえ捉え違えなければ、予想から大きく外れない収益があげられます。当然、そのためにかける開発費や広告宣伝費も、多すぎず少なすぎず「手堅く」設定することが可能です。投資家目線で見たら、安全な投資対象と言い換えることもできるでしょう。
一方、完全新規のコンテンツ制作は、ずっこければゼロもありうる大博打です(僕も何度も失敗したことがあります)。面白さを担保するのは、プロデューサーの熱意あるプレゼンや、スタッフの実績くらい。大人数が参加し、多くの人の人生に影響する大型案件であればあるほど、どうしても博打を避けて安定した方向へ進もう、ということになる。これはまあ、当然のことだと思います。
うん、当然のこと。そうなのよ。理性はそれが正しいと言うの。
……でもさ。どんなに危険だと分かっていても。もしかしたら、みんなに迷惑をかけちゃうかもしれないけれど。面白いと思ったことを具現化したい、冒険したい気持ちを止めることはできないわけ。ニンゲンだもの。
と、いうわけで。今回のポリポリは、過去のコンテンツがリニューアルされる「リバイバル」をテーマに、過去の名作をリスペクトする気持ちとか、それを血肉に新しいものを作っていくことだとか、自分が過去に作ったものをリバイバルすることとか…それから、単に昔好きだったものの紹介だとか、そんな話をざっくばらんにしていきたいと思います。
題して、
グッバイ・リバイバル
~さよなら青春~
前回ヨシナガくんがお休みだったので、前回の続きっぽい雰囲気からスタートできたらいいかなと思ってます。
今回は、皆さんの「リバイバル」にまつわる話を大募集します。昔好きだったものを再発見した話や、逆に、過去のコンテンツを何度も見続けてしまう話など、テーマに関係ありそうなエピソードがあったら教えてください。メンバーへの質問などでも大歓迎です!このブログのコメント欄に書いていただけたら、真ん中コーナーで紹介させていただきます。
放送日は、
3月23日(土)20:00~
です。どうぞお楽しみに!
木村 祥朗 旅人でゲームデザイナー(ひげのほう)
丹沢 悠一 旅人でゲームデザイナー(カラテ)
杉山 圭一 ミュージックコンポーサー(カレーの達人)
吉永 龍樹 サラリーマンクリエイター
藤川 洋一 幻想を愛する変人偏屈編集者
LuCK 同人ゲーム屋さん
皆さんこんばんは~お疲れ様です。
返信削除今回のお題『リバイバル』
個人的にはFF6をスーパーファミコン•ゲームボーイアドバンス•プレイステーション•steamと全部購入してます(笑)
ハードごとにある『ちょっとしたズレ』を探すのが楽しくてついつい手が出る感じです。