2013年7月9日火曜日

【フジカの夢】ミスター・ピーナッツ




火曜日の
                     



デイヴィッド・ペピンが妻を殺すことを     始めて見たとき、
     その想の中で、
  自らが手を下すことはしなかった。
彼は、好都合な神の御業が顕われるのを       見た。
              
                 





藤川 ・・・(あたりを見回して) ロボはいないな・・


   ああ、どうもこんばんは、
   ニンドリのフジカことロボ操縦士の藤川です


   ニンテンドードリームの編集をしている、
   ということでこのブログでは、
  「」の日記を連載する、ということになりました


   ・・・が、今週は問題が発生しまして


   、見てないんです。なんでかって? 
   仕事がいそがしくて、ほとんど寝てないの

   (あ、察しのいいあなた! 
    さすが、お気づきですね
    左様。今週、校了なのです。
    だから、寝れないくらいの忙しさ)
  

   しかもさー、『ピクミン3』とか
   僕の大好きなゲームが発売直前だったりして
   まあとにかく忙しいから、なんてみてない


   ドリームの人なのに(白目
   

   でも、いっそこの際、
   ドリーム=ならなんでもいいじゃないか!




   あるある。あるわ! あるわよ 
   ドリームなな話題・・・
   

   僕は、読書が趣味で、 
   とくに幻想文学が好きで
   けっこう読んでいるんですが、

   最近すごいいい本と出会ってね、
   これが「夢想」がキーワードの物語なの!!

   

   もうほんとね、これ、
   お裾分けしたい気持ちでたまらない僕がいる
    
   でも誰にも教えたくない、相反する僕もいる

   まあ、ほんとうのほんとうは、
   誰にも教えたくないんだけど・・・

   

   ポリに来てくれる、
   そんなステキなあなたにだけさ、

   こっそりといい感じの、この「想の物語」を
   お教えしておすすめしてしまおうかな、
   と思っております
   
    (もみてないし、ね)

   

   でも、「想」の物語!
   
   ということで、その本がこちら



         『ミスター・ピーナッツ』 
  
                 アダム・ロス 著
                   谷垣暁美 訳
  
                   国書刊行会


  この物語は、ある夫と、
  その妻のラヴ・ストーリーであり、

  お互いへの殺意を描くミステリーでもあるという、
  相反する感情を同時に描いた、奇妙な構造の小説です    

    

  主人公のデイヴィッドは、ゲームデザイナーであり、
  かつ小説家でもある男
   
  彼は、妻アリスに深いを抱いていました

  ですが、と同時にアリスのを、
 
  繰り返し「想」せずにはいられなかったのです

   
  やがてアリスは不可解なを迎えます
  そして、デイヴィッドは容疑者となるのでした――

    
   
    どうでしょう

  あらすじだけでも、ゾクゾクするこの想の物語、
  重要な登場人物すべてが「同じ」背景を持っていたり、
 「この小説を終わらせる」と予告する殺し屋の登場など、
  憎悪が何重にも折り重なって展開する、
  まさに迷宮のような物語です


   
  主人公が、ゲームデザイナーっていうところも、
  いいでしょう?   



  気になった方は、ぜひ読んでみてください

  ほらほら、そんな似たようなゲームばかり、
  
  退屈でしょう?


   フフフ・・・


    では、また


7 件のコメント:

  1. はみ出してる!
    アナーキー!

    返信削除
  2. これおもしろそーよんでないわー

    返信削除
    返信
    1. わたし木村さんに読ませたいわよ! スティーブンキングとかも好きなんだそうですじゃー

      削除
  3. これは藤川の本棚かしら?
    おもしろそうな本がたくさんあるわね。とても藤川らしいわ。

    返信削除
    返信
    1. マイルームの本棚です。壁一面が全部本棚になっているんです・・・フフフ

      削除
  4. 関係ないけど、この本のツイートしたら・・  戸田さん(MOTHERのシナリオに関わってるすごいおもしろいお方)がポチったってリプがきましたw

    返信削除