2013年12月20日金曜日

【木村日記】「ジングルベルの街」と「巨人がいる街」

街はクリスマスの音楽でいっぱい

コンチワワ。散歩大好きおじさん。木村です。

今、「街」はクリスマスの音楽でいっぱいですな。楽しげでなにより。

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僕は散歩が好きです。というか「街」が好きなんですね。
街というのは、人造の建造物があって、うすよごれた路地があって、さらにそれが時間を経て変化した空間。
そしてそこには、ちらほら垣間見える異次元空間みたいなものがいっぱいあると思うのです。


あの場所と、この場所と、君と彼女と
僕は散歩している時に、そういう異次元にさまよい込む事があります。
そして、様々な出来事を写真にとったり、メモしておいたりします。
例えば、地下鉄で僕に変な呪文みたいなの不思議な言葉を語りかけながらエスカレーターで去っていった男の人の事とか、、なぜ看護婦さんの前では大の大人の男が簡単にあまえた声だすのかな?とか、、
神社の裏がなぜか涼しく感じて、やたらそこにいってみたり、、2階の外壁に意味の無い扉がついていている奇妙な屋敷をみつけたり、、
そういう場所があると、写真にとったり、何度もその場所に行ってみたりします。


散歩をしていると、街を好きになる。



巨人のいる大学
で、最近好きになった場所があります。

それは、早稲田大学。
そのあたりで暗くなって来た頃に、空のほうを見上げる事です。

夕方から夜にかけてね、、

早稲田大学の側を、、、

とぼとぼと歩いてると、、

いるんですよ。巨人が、、



ほーら、なんか巨人の目がこっち見てるみたいでしょ。
写真だとそうでもないですが、暗くなる時間にここに来て、
丸い二つの光が見える位置にいってみると、なかなかの迫力なんですよね。


なんか映画でもなく、アニメでもなく、ゲームでもなく、
街で何かを感じる事が僕にとって
何故か宝物みたいに感じちゃうんですよね。



「ジングルベルの街」と「巨人がいる街」











今、街はクリスマスの音楽でいっぱいです。
「ジングルベル♪」「ラパ、パンパン♪」だらけです。

でも、僕の好きな街は、
「飯を食え」「洋服買え」「セックスしろ」「買い物しろ」と訴えかけてくる外の世界にあるんだなーって思う、今日このごろなんですよね。


おしまい

2013/12/17
木村祥朗

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