2013年10月26日土曜日

【タンタンの暴言】コスプレとゲームの蜜月関係




本日20:00スタートのポリポリ☆クラブは、ハロウィン企画ということで、
なんと、出演者全員、仮装して放送します!してしまうのです!

誰よ、言い出しっぺは…


…いったい、どうなってしまうのか…


かなりのレア放送、または事故放送になるのは間違いなさそうです。



仮装といえば、ゲーム系やコミケなどのイベントに多くのコスプレイヤーさんが参加するのはいまや見慣れた光景ですが、ゲームとコスプレって高い親和性があるなぁと思います。


古今東西、人類は様々な「英雄譚」を作り続け、それが大衆から支持され、神話や古典として語り継がれてきました。ギリシャ神話しかり、封神演義や西遊記しかり。もちろん日本にも多くの「英雄譚」が存在します。

「英雄譚」の生産は現代において大いに加速し、凄まじい勢いで紡がれ続けています。週刊少年ジャンプなどの少年誌に連載されているマンガの多くは英雄譚だと言えるでしょう。小説や映画、ゲームの多くも「英雄譚」です。みんなだいすき、ヒーローマンガ!

これらの物語が多くの人達から支持されるのは、強い力や勇気を持った主人公が活躍する様が爽快で、日々の生活の鬱憤を晴らしてくれるから、という側面があります。

「自分たちにできないことをやってのける」主人公が、読者や視聴者のストレスを代わりに発散してくれる、という構造。権力者や富裕層が悪役になったり、社会の矛盾を批難する寓意が含まれていることが多いのは、そういった理由があると思います。

男女問わず変身ヒーロー(ヒロイン)ものが多く支持されるのも、自分の日常の延長に、「変身した自分」を想像しやすいからなのでしょう。


現代社会にたくさん存在する「英雄譚」の中でも、“英雄を自ら操作する”ことのできる「ゲーム」は、最も英雄とプレイヤーがシンクロしやすい装置だと言えます。

ボタンを入力することで、モニター越しのヒーローが攻撃したり、走ったり、ジャンプしたりする。
テーブルトークRPGで自分だけのヒーローを演じる。

その一体感、ヒーローとのシンクロ率は他のメディアの追随を許しません。

(一体感がありすぎるからこそ、戦争映画は問題にならないのに、同じ題材を扱った戦争ゲームは「若者の暴力衝動をかきたてる」みたいな言われ方をしてしまうという側面もありますね、残念ながら)


仮装やコスプレも、実はこの「ヒーローと一体化したい」という衝動から生まれた文化だと思うのです。少年たちが仮面ライダーや戦隊ヒーローになりきって「●●ごっこ」をしたがる衝動とも似ています。

つまり、いつもと違う自分を体験したいという衝動こそが英雄譚と仮装の共通点であり、だからこそ、ゲームが好きな人にコスプレイヤーが多く、コスプレイヤーの多くがゲームも好き、ということになるのだなぁ、と。


てなわけで、本日の放送、

ゲーム開発の見えざる敵!?ハロウィンの怪物たち

は、下記のURLで放送予定です!
http://live.nicovideo.jp/watch/lv156797676


スペシャルゲストはユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの大前広樹氏

レギュラーゲストのZUNさんも登場しますよ!


ぜひぜひご覧くださいませ!

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