旅人でゲームデザイナーの木村です。昨日突然なんですが、ドグマ風見さんの番組にスカイプでお邪魔しました。ありゃ初体験だったなー。おもしろかったー。
なんでも、、
テレビ東京の「つくり場」という番組で「ボードゲームを作ろう」という事になり、相談したい。
とのこと。
こんな感じで一昨日、TGSフェスの時ご一緒しましたドグマさんから、連絡がはいりました。
そして、さらに番組中に事情を聞いてみたら、
「今夜決めて、明日プロトタイプつくって、もって行かないといけないんですw」
(ドグマ談)
あはは、なんだそれは!無茶すぎる!とつっこんではみたものの、
ゲーム実況主という人がどういう感じなのか知りたくて、興味本位もありつつで、気合いをいれて、ゲーム案ミーティング開始となりました。。
本当に今夜は眠れないかも。と思わせるスリリングな放送でした。
ところでみなさん
ドグマ風見という人を知ってますか?
↓こういう人。
ドグマ風見の似顔絵 (似てない!もっとギラっとしてるんだよ!本物は!) |
僕が学生の頃に出会っていたら、良い人すぎて、闇属性の僕は逃げてたかもしれない、
無茶苦茶いい感じのいい人です。
族のリーダーのような尊敬しちゃう空気をもっていて。それでいて、むっちゃ元気でフレンドリー。きさくな兄ちゃん。そしてハンサムフェイスのナイスガイ。
こんなナイスガイが夜中一晩かけてゼルダの伝説をクリアするっていうんだから、スゴイ。僕が大好きな漫画でたとえるならば、絶対に週間少年ジャンプ的な人ではなく、、。
この人は、、えっと、もっと粗けずりなイメージで、尖っている感じ。つまり、、
漫画でいうと、
週刊少年チャンピオン的な人でした。
浦安鉄筋家族とかに出てきそう、いや、レッツダチ公に出てきそうな人。
そういう印象です。
強者そうだけど、オタク!
オタクだけど、近所のたよれる兄貴!
そういう印象です。
僕の世代でこれに似た印象があるのは、中学校の時よく聞いていた
深夜ラジオのパーソナリティーとかが近いかもしれない。
とにかく、見てるお客さんと語り合うんですよね。
テレビ見るよりも、映画みるよりも、ドグマ風見を見てるほうが楽しいって人が
沢山いるんじゃないかな。こりゃオモロイ。
ドグマさんとその仲間達と
ブレインストーミングしてみた
で、さっそく番組内にてアナログゲームについて相談開始となりました。
ドグマさんが何やら練っているゲームのテーマは
「初対面でも仲良くなれるカードゲーム」とのことだった。
そして、「他人をほめるゲーム」を作りたいということでした。
これ、いいよね。他人をほめるゲーム。ホメゲー。おもしろいなぁ。
んで、視聴者全員でブレインストーミング開始。
ドグマさんがお題を視聴者にふるたびに、放送中、みんながネタを提供するという手法で、すさまじい量のコメントが出てくる!すげー!このアイデアだしは味わった事無い!
夜中に何百人もがネタに協力するすごい光景。
「うおー、こいつらー、おもしろー!」素直にそう思いました。
そして、みんなが出してくるコメントをみながら、色々想像しちゃいました。
本当にゲームつくるときに、これやって、ゲームできたら凄いよなー。
僕は作っている間のものを見せたり、考えを制作者以外の人にしゃべるのがまだ抵抗あるので、すさまじいカルチャーショックでした。いがいと、面白いかも?みたいな。
で、1、2時間後、、、結果、、、
最終的にはたしか、三案くらいにしぼられて、、
3案(4案?)
●王様だーれだ/お忍びの王様を村人があてにいく貢ぎ物ゲーム
●ホメタ/ほめカルタ、ホメポエムでできた上の句、下の句で百人一首する。●おだて豚/スゴロク(おだてカード神経衰弱とかもあった?)
ここらへんで決まりそうな香りがでて。。
お、いけそうか?という気持ちになりましたよ、僕も。
で、通常ならここで「簡単なものをつくって、つまらないながらも遊んでみましょう」と言いたいところだったんですが、ドグマさんは遠くにいて、みんなも遠くにいて、僕の部屋にいるわけじゃないのだから、それは放送だとさすがに無理。。
しかたないので、必死で脳内シュミレーションだけで乗り越えようとがんばってみました。
しかし、これ超つらかった。頭がクリアで元気な時でも、ちゃんとゲームを考えきるって大変な事だから、夜中に眠い状態でやるのは、超ピンチだったと思います。。かなりあせりました。
実は僕的には、王様だーれれだ、これが、いけるんじゃないかと思って
一瞬、集中しまくって、お忍びの王様を考えまくっていましたが、どうしても頭の中で因数分解成功しなかったorz。 あれ悔しかったなぁ。くそー。
「お忍びの王様に媚びようとする、村人のゲーム。投票のかわりに貢ぎ物で、、」
って感じにまとまるような気がしたんだけど、駄目だった〜。
ゴメンネ、ドグマさん、ドグ仲間の皆様〜。
番組開始から3時間後、僕は戦場を離脱
そして、ついに真夜中の三時となりまして、僕のエネルギーがつき、戦場を離脱しました。。いやー、ほんと、ごめんなさい。
あの後、どんな感じになったんだろうなー。まだぜんぜん決まってなかったもんなぁ。
実際問題、あの時点で、3にしぼられたけども、ルールが「もやーっ」としてたから
あの後、むっちゃ凄いアイデアがでて、全く別のアイデアになってるかもしれないw
続きはテレビ東京の放送を見れば、きっと分かるのでしょう。
テレ東の放送楽しみにしています!
さて、最後に、、
せらみかるさんが描いた僕の似顔絵です
僕が離脱する直前の事なのですが、スカイプでいきなり呼び出されたのにもかかわらず、いきなりブレインストーミングによばれた、絵描きのせらみかるさん。
突然の招集にもかかわらず、軽やかに、「おだて豚」の話しに入ってきてくれたのが超好印象だった。いい人だなぁ。
ドグマ風見さんみたいなナイスガイのまわりにはナイスガイがあつまるってことか。
実は最後僕が眠りに落ちる前、
せらみかるさんが、僕の似顔絵を描いてくれたので、
のっけっておきたいとおもいます。
「これは、なぎら健壱というよりは、やくみつるがはいってる顔ですよね」(せらみかる談)
とかいいながら、描いてくれました。
あはは、本物よりちょいハンサムだ!!
しかも、普段僕は酔っぱらうと「どうせ、おれなんか、いつ死ぬかわからないぜ」と
よく話すんだけど、なぜか、
せらみかるさんが「長生きしたい」と絵に書きたしたんです。
なんすか、この占いみたいなの!!
僕にも長生きしたくなるような人生が来たらいいなぁ。
すすんで死にたくはないけど、長く生きたいと思う動機って、いがいと少ないよね。
そんな気持ちが僕の中に湧き出す事もあるのかなぁ。
この絵はいがいと心の深い所にささりましたとさ。
ドグマさん、みなさん、昨日はありがとうございましたー!
新体験でしたわー!
10月23日
旅人でゲームデザイナー木村祥朗
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