データカードじゃコレクター魂に
火がつかないんだよォ!!!
こんにちわ、土曜日担当の丹沢です。
ただの紙だと知っていても、なぜか無性にカードやシールを集めたくなる男子の宿業。
集めだすとコンプリートしたくなる、コレクター魂。
わかるでしょ、みんな、わかるよね???
僕はかの「ビックリマンチョコ」直撃世代なので、小学生時代、30円のチョコを求めてチャリンコで隣県まで行っちゃうほど、シール収集に熱狂したものです。その後も、カードダスや、マジック・ザ・ギャザリングなどと、色んなシールやカードを集めました。
でも、やっぱり原点はビックリマン。ビックリマンには、カードコレクションの楽しい要素の全てがあったと思います。
まず、なかなか売っていない、売りだしても数時間でなくなってしまう希少感。
値段は30円だから裕福な家の子だったら一気に1弾全部コンプリートできちゃうんだけど、そもそも「買えない」ということがストッパーになって、コンテンツの消費を良いバランスで保っていました。
それから、中身の見えないパッケージを開く「儀式」感。
ほどよく焦らされる感覚。家庭用パッケージゲームを買ってきた時の開封時のワクワク感にも通じるものがあります。うまく開けられないもどかしさが、楽しさを増幅させます。
そしてもちろん、キラキラしたシールが見えた瞬間の高揚感。
ビックリマンで言えば、悪魔が「ハズレ」、お守り、天使が「あたり」、ヘッドと呼ばれる「超あたり」の4種類のレアリティがありました。ホロの輝きが見えた時の気絶しそうな高揚感は、1週間そのことしか考えられなくくらいのインパクトがありました。
最後に、物理的なコレクションが充実していく充足感
だんだんコレクションが充実してくると、宝物の束が分厚くなってきて、握り締めているだけで幸せなきもち。アルバムに整理してみたり、机の上に並べてニヤニヤするだけで1日中遊んでいられます。
たとえ母ちゃんに「こんな紙切れ」扱いされても、その時代の僕にとって、それは何物にも代えがたい宝物でした。自分の中でのブームが終わった今でも、宝物は桐の小箱に入れて実家の物置にしまってあります。捨てられないよね!
でもね、最近すんごく、もんやりするんですよ。
そう、ソーシャルゲームなどでお馴染みのデータカード。
あれ、何?
カード?
枠がついただけのイラストデータじゃん。
サービス終了したら、データすらなくなるじゃん。
職業柄、いくつか遊んでいるけど、どうにも腑に落ちないというか、楽しさが理解できないんですよね。あれ、みんな楽しめているの?でも、人気があるってことはみんなアレが面白いんだよね。
でもあれって、僕が考える「カードコレクションの楽しさ」が決定的に欠けてるんですよね。
とにかくお金突っ込めばいくらでもカードが引ける。家でゴロゴロしながら、ポチポチ決済するだけ。手に入れること自体にハードルがなさすぎる。
もちろん、パッケージを開く楽しさもない。
レアカードが出る高揚感は、まあこれは、ちょっとだけある。
でも、今まで最上位だと思ってたレアなものが1ヶ月後には役に立たない調整がされていたりするのは(ビジネスとしては理解できても)、ちょっとモヤッとする。
コレクションが充実していく感覚は、ない。なぜならどんどん上位のものが追加され「決してコンプされない作り」になっているから。
イラストデータを「カード」と名付けて売りやすくしたことは「発明」だと思うけれど。
あれをカードゲームと呼ぶことには、どうしても抵抗があるのです。
僕が古い人間なのかなぁ。
世の中の人の面白いと僕の面白いがズレてるのかなぁ。
そう考えると少し不安になるけど、僕はやっぱり、リアルなカードが好きだな。
今週は写真がなかったのでポリポリ☆ロボをカードダスにしてみたよ
(次のスパロボに参戦するかも)
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amazonで買えちゃうのもちょっと複雑…
アナログはサワレルというフェチがいいものね
返信削除でもこのカードダス、データだけど
すでにほしいわたしw
丹沢さんの力でモ○ゲーとかグ○ーとかア○ーバーとかの会社を潰してください!!wあんなゲームやカードに何万も何十万もつぎ込む人が理解できない・・・ただのデーターカードやし、実際に手元にあるわけでもないのに・・・私はソーシャル関係のゲームは嫌いなので早いうちに消えてほしい!
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