ロボットやアンドロイドに
心が宿らないとか言ってる日本人は
国外退去でいいと思う
こんにちわ、土曜担当の丹沢です。
思ったより反響があったので前回に引き続きゲーセンの話を書こうと思ったのだけど、この手のコーナーモノって最初のうちに色んな方向性を試しといたほうが後々面白くなっていくと思っているので、しばらくは意図的に広めの網を投げてみることにします。
(尚、今回、個別の映像作品に触れる際に微ネタバレがありますのでご注意下さい)
さて、さっそく本題。
僕は「ロボットが主人公との触れ合いを通じて心を獲得する」というストーリーがとても好きです。この手のお話では95%くらいの確率で主人公を守るためにロボットが破壊されるエンドが待っているため、涙腺崩壊は確定的です。
最初に「この手の話に決定的に弱い」と認識したのは、丹沢少年5歳の夏でした。
劇場で見た「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」という映画で、最初はあんまり言うこと聞かなかった水陸両用のAIカー「バギーちゃん」が、しずかちゃんとの心の触れ合いを経て心を開き、最後はしずかちゃんを守るために爆弾積んでボスに特攻を仕掛けるという熱い展開。
エンディングシーン、残されたバギーちゃんのネジを持ってしずかちゃんが涙するシーンで、5歳の僕はしずかちゃんの10倍くらいワンワン泣いて親を困らせたのでした。
あの映画館から約30年。
「攻殻機動隊」でバトーさんの窮地に駆けつけて破壊されるタチコマに涙し、「ターミネーター」で溶鉱炉に沈んでいくシュワちゃんに泣き、直近では、「翠星のガルガンティア」の最終話、チェインバーの「くたばれ、ブリキ野郎」に、テレビの前で号泣・・・
と、
30年間、泣きのツボが変わる気配がありません。
欧米人はロボットを悪役として描き
日本人は仲間として描きたがる
と、よく言われます。
アメリカにもロボットとの交流を描いた作品があるし、実際にそんなにパッキリ分けられる話ではないと思うけど、確かに「鉄腕アトム」や「鉄人28号」のように、日本には「ロボットが人間を助けてくれる」という構図の物語が多いような気がします(同時に敵もロボットだったりしますが)。
ネットで流行る擬人化文化を例に取るまでもなく、万物に生命が宿っているとするアニミズム的な思考を伝統的に持っている日本人にとって、動いたり喋ったりするロボットに感情移入することは難しいことではありません。
共感こそが友情であるとすれば、日本人はロボットと友達になりやすい文化を持っていると言い換えることも可能です。
そういう「日本人らしさ」が、ロボット工学が発展する礎となったり、素晴らしいゲームや物語が生まれる端緒になるといいなぁ、思うのです。
もちろん、我らがポリポリ☆ロボだって、木村さんがピンチの時は爆弾積んで悪者に突進するはずです。
ヨシロウ「…ッ!? ロボ? いったい何をする気なんだ?まさか?」
ロボ 「モンダイ ナイ デスヨ」
(前かごに爆弾を満載し、敵宇宙戦艦に突撃していくポリポリ☆ロボ)
ヨシロウ「や、やめるんだ、ロボーッ!!!」
チュドーン!!!
(爆炎とともに轟沈していく敵戦艦)
ヨシロウ「ロボ!ロボ!…なんてことを」
ロボ 「キームー…ラー…」 ピー(停止音)
あ、もう、絶対泣く。
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☆前回放送で紹介した戦うロボたち☆
返信削除http://www.youtube.com/watch?v=zkBnFPBV3f0
こいつが今かっこいい
なんだこれ・・めっさかっこよかったですじゃ
削除ロボってなんで切ないのか ロボトロニカ☆
そして タンタンズ写真チョイスがいい感じに
返信削除なんか すごい切ないのはなぜだろうか ロボトロニカ☆
一番下の写真は、SONYのキュリオっていうロボなんだけど、事業の整理で新規の開発を停止しちゃったんですよ。切ないぜ…
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