2013年7月6日土曜日

【タンタンの暴言】 最もリア充に近いゲーマー


すげー期待してたゲームが
つまんな過ぎて吐きそうになった…


こんばんわ、土曜ブログを担当することになりました、丹沢です。


普段は、「秘密酒場に残された最後の良心」を自負している僕ですが、このコーナーでは打って変わって好き勝手なコトを書かせてもらおうと思っています。


さて。

僕がとある大作ゲームを楽しめなかったという事実はそれほど重要ではなくて(僕にとっては一大事だけど)、今日は、このがっかり感の根底にある問題を少し掘り下げてみたいと思います。

F2P(Free to Play:基本無料のことね)のゲームが増えてきて、最初無料、面白さに納得をしたものだけに課金する、という文化に慣れてくると、今まで普通に感じていたゲームに対する数千円の先行投資を、どうも重く感じてしまいます。特に、F2Pで育った今の中高生には、面白いかどうかはっきりしないものに数千円を支払ってもらうのは難しい。ゲームハードに至っては数万円。金額的にはより、ハードルが高いです。

それでも僕達ゲームファンは、クリエイターやデベロッパーに対する信頼や、特定のタイトルブランドへの忠誠心で自分を納得させ、「きっと面白いはず!」と、安くない金額を先行投資するのだけど、期待が裏切られる体験が蓄積されていくと、だんだんお財布の紐が固くなっちゃう。


望するゲーム = クソゲー なんだから、クリエイターが面白いゲーム作らないのが悪いんじゃん、というのは半分正しくて半分間違い。

ゲームが多様化して、より細分化されたターゲット、特定の性別、年齢、国民性向けのものが現れはじめると、当然、買ってみたら「僕の求めてるものと違った!」という不幸が生まれてしまうことがあり得るわけで、それを避けようとして「誰からも好かれるものしか作らない、作れない」というハリウッド的な袋小路に入り込みつつあるのが今のコンシューマゲーム業界なのだと思うのです。

もちろんこの不幸は「事前にターゲットユーザーに正しい情報を伝える」という宣伝的な努力である程度軽減することは可能です。しかし普通、ターゲットから外れた人たちに「これはあなた向けじゃないですよ~買っちゃダメですよ~」とコストかけて告知することはあり得ないので、やはりこの不幸を完全に消すことはできません。


からこそ、クリエイターがより尖ったものや新しいチャレンジをしようとした場合、ゲームの入り口の敷居はできるだけ低くあるべきだ、という議論があるわけです。楽しんだ分に応じて納得した金額を支払うほうが、安くない先行投資にかけてガッカリするよりもずっと「健康的」です。


でね、だからやっぱ時代はF2Pだよね、パッケージビジネスは古いよね!と結論付けるのがここ数年のトレンドだと思うのだけど、そんな話は既に語り尽くされて今更僕がどうのこうの言ってもつまんないし誰も読んでくれないと思うので敢えて言わせてもらいますけど、僕が言いたいのは



時代はアーケードでしょ!



ってことなのです。ゲーセンLOVE!



アーケードは素晴らしい!


まず、ゲームセンターに行くと最新のゲーム機が並んでいる!

ダウンロードの手間もなく、興味があれば100円~数コインですぐに遊べる!

気に入らなければやめればいいし、遊んでいる人を観察して楽しみ方を知るのもいい。

ゲーセンは夏は涼しい!最近は分煙も進んでて、快適!

さらに、大事なのは、この時点で確実に「家を出ている」という事実!!!

パンツいっちょで部屋でゴロゴロしながらポテチを食ってない!

晴れてればお日様の光を浴びられるし、健康的。

さらに、自分と同じゲームを好きな仲間がそこにいる!

勇気を出して話しかければ、休日を一緒に過ごすゲーセン仲間をつくれちゃう。


それから、僕の経験上、ゲーセンクラスタはお洒落に気を使う人が多い。

特に音ゲーマーなんかは、普通に格好良い&可愛いひとが多い

プレイしている姿を他人から見られるという「場」がそうさせているだと思う。


同じ場所に同じ趣味の男女が集まるから、事実、ゲーセンカップルって結構多い。
趣味が近いから、うまくいってるケースが多い(気がする)

デートはもちろん、ゲーセン行っとけば外さないし。

MMORPGでお付き合いしてリアルで結婚、なんて話題があるこのご時世、オンラインである話が、オフラインでないわけがあろうか、いや、ない(反語)


つまり何が言いたいかといいますと、


ゲーマーの中で最もリア充に近い存在

それがゲーセン勢



…これは紛れもない事実なのです!(ドーン!)



さあ、スマホを捨てよ。ゲーセンに行こう!

みんなもゲーセンでリア充になるのだッ!






ちょっとアングラな雰囲気もいいよねいいよね!




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☆ゲーセン勢必読☆
   


4 件のコメント:

  1. お、なになにこのハイスコアガールって、読んだ事ないわー。
    おもろい?

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  2. みおちゃん2013年7月7日 13:47

    私は基本無料のゲームには手を出さない。 面白いかどうかやってみるまでわからないけど、そんなコンシューマゲームに私はこれからも投資をし続けます。 ソーシャルゲームや基本無料のソフトは手を出しやすいけど、私が求めてるゲームじゃないと思ってます。 ソフトを買ってきて、パッケージを開けてドキドキしながらゲームを起動する。クリアー出来ないから頭を使って考えて次こそはクリアーを目指す。 コンシューマゲームを作ってくれている人達に楽しいゲームをこれからも出していってほしい。奇抜じゃなくても、映像が綺麗じゃなくても、面白い物は面白い。 私は今後もコンシューマゲームを応援してます(o^^o)

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    1. みおちゃんさんは、すごくゲームを大切に思ってくれているのだと思います。
      何ヶ月も前から情報を集めて、発売日にお店で買って、ワクワクしながら帰って、開封して…って、そういうカロリーをかけられるのは、ゲームや作り手を本当にリスペクトして下さっているからだと思うのです。
      つくる側としては、こんなに嬉しいお客さんはいないのですが…

      基本無料というのは、どうも自分のつくるものを安売りしている気がして、時代の流れとはいえなかなか慣れないですね。

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