2012年3月25日日曜日

ゲームの価値は?

前回更新からすっかり時間があいてしまいました。
こんばんわ、丹沢です。

GDCから帰ってきて、以前にも増してゲームを遊び、ゲームのことを考えるようになりました。

もともとヘビーにゲームを遊ぶ方ですが、遊んでも遊んでも脳みそがゲーム体験に飢えているような感覚。同時に、作りたいアイデアがいくつも膨らんできています。ひょっとすると、人生のフィーバータイムなのかもしれません(笑) 


欧州産のボードゲームや人狼などのアナログゲーム、テーブルトークRPG、ソーシャルゲーム、スマートフォンのアプリ、携帯ゲーム機向けのゲーム、ハイエンド機向けのリッチなコンテンツ。それから、ゲームセンターに出掛ける回数も増えました。

「ゲーム」とひとことで言っても、これだけの種類があり、それぞれ遊ぶシチュエーションや遊びたい時間、環境が異なります。
大勢の友人が集まったときは皆で遊べるボードゲームが盛り上がります。電車の中で座れたら3DSやVitaを持ち出しますが、混んでいて片手しか使えないときはスマホアプリで遊びます。家に帰ってガッツリとリッチなゲームを遊びたいときもあれば、ソーシャルゲームをちょっといじって寝ようかな、という時もあります。

それぞれを「どっちが素晴らしいか」などと比較するのは意味がありません。その時、その場所、その時間、一番「楽しい」と思えるのが、ゲームの価値です。開発費を100億かけたゲームが100万のゲームより必ず素晴らしいとは限りません。

価値のバロメータである、ゲームに対する対価の払い方も様々です。
ゲームセンターのように100円ずつ使っていく場合もあれば、パッケージゲームのように5000円一気に支払うこともあります。無料でもプレイ出来る Free to play は、ここ2~3年ですっかりトレンドになりました。

課金の仕組みがダイナミックに変化していく時代にあって、ゲームを作る僕たちはもう一度きちっと自分たちがどこで勝負していくか整理して考えなくてはならないと思うのです。

そんなわけで、次回「ポリポリ☆クラブ」は、『課金は善か 悪か』と題して、ゲームとその対価について切り込んでいきたいと思います。

打ち合わせなしの真剣勝負!

3月31日(土) 21時30分 開始です。

どうぞ、お楽しみに!

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